0256-94-2009

さくら新聞

越後一宮彌彦神社の一の鳥居

今日は日帰りでも十分楽しめるスポット彌彦神社のご案内です。
当館より彌彦神社までは徒歩15分です。

彌彦神社
の祭神は「天香山命あめのがこやまのみこと」
天照大神のひ孫にあたります

「彌彦」は歴史的には「伊夜比古・伊夜日子・伊夜彦」などとも表記され「いやひこ」と読んでいたそうです。
現在は「やひこ」と言われています。

ここで問題です。
彌彦神社の神様は男の神様でしょうか。女の神様でしょうか。

そうです

男の神様です。
ここで「え?あれ?女の神様ですよね?」と思われている方も多いと思います。

なぜ男の神様なのに、女の神様と思われている方が多いのでしょうか

それは昔、団体バス旅行がブームの時代、バスガイドさんが彌彦神社にまつわる話をしたことがきっかけです。

弥彦温泉の隣、岩室温泉は古くから盆踊りで歌われている「岩室甚句」があります。
その歌が
「おらがヤァー若いとき 弥彦詣りをしたればナァー 
馴染(なじょ)が見つけて 
寄りなれと言うたども 
嬶(かか)がいたれば 返事がならぬ」

どういうことかといいますと、
「若い時に弥彦神社にお詣りをしたら、馴染みの女(遊郭でよく指名する女性)が見つけて、「お店に寄らない」と言われたけど、妻が脇にいて返事ができなかったよ」という歌詞の内容です

昔、「1人で遊びに行きたい男性が女性を連れて行きたくないから、
『弥彦神社の神様はカップルで一緒にお参りに行くと仲がいいのを見て
やきもちを妬いて別れさせられるって言われているらしいから一人で行ってくるよ』という話を広めた」という話がいつの間にか
「女の神様だから一緒に行くとやきもちを妬いて別れさせられる」という伝説を作ったようです。

その話が何十年も続いているんですね。

実際は、天香山命の妃神『熟穂屋姫命 (うましほやひめのみこと)』は長岡市寺泊野積の妻戸神社に祀られておりますが、
弥彦山頂の御神廟にもお二人が仲良く祀られていらっしゃるため、縁結びのご利益があるといわれています。

彌彦神社は日本最古の『万葉集』にも詠われています。
越後一宮として、新潟県内で一番の参拝客でにぎわいます。
初詣の三が日でおよそ25万人、年間で100万人の方が訪れます。


彌彦神社の正面の一の鳥居をくぐりますと、空気の違いを感じます。
ひんやりした澄んだ空気を感じることが出来ます。

明治の大火​で今の場所に移りましたが、天災の影響はほとんどなく
ここはやはり、神様の移り住んだ土地だなと実感します。

まずは一の鳥居の前で一礼します。
参道の真ん中は神様の通る道といわれていますので、道の端を歩きましょう。
左手に曲がりますと、手水舎があります。こちらで手と口を清めましょう。
そこから長い参道をあるきます。こちらももちろん端を歩きます。

随神門前にはの代表作である狛犬です。
(東洋美術に詳しい工学博士・伊藤忠太氏の考案に基づき、帝室技芸員の新海竹太郎氏原型を造り、
東京都の名石工酒井八右衛門が刻んだ)

随神門でさらに一礼して門をくぐります。
(実は櫻家のフロントはこの隋神門をモチーフにされています)
拝殿まで進み、参拝をしましょう


手水舎(てみずしゃ、ちょうずしゃ)


彌彦神社の狛犬吽形は人気なのです


隋神門


彌彦神社拝殿

参拝方法は
二礼四拍手一礼です。一般的には二礼二拍手一礼ですが、島根にある出雲大社と同じ四拍手です。
彌彦神社の四拍手についての詳細は不明ですが、より丁重に御神前を拝する心を表す作法として、代々の神職等が伝えてきたもののようです。

彌彦神社のガイドをしてくれる「彌彦神社ボランティアガイド」があります。
一時間のガイドですが、彌彦神社を知っているようで知らないことがまだまだあります。
是非体験していただきたいです。
予約が必要になりますので、是非櫻家へ直接お問い合わせ、または観光協会へ直接お問い合わせください

毎朝神様にお米、酒、塩などをお供えをする神事「御日供祭」がございます。
集合時間:午前6時50分
集合場所:彌彦神社ご祈祷受付前です

約20分くらいの神事です。なかなか体験することが出来ない厳かな行事ですので是非ご参加ください。
予約無しで無料でどなたでも参加できます


彌彦神社御日供祭カレンダー

6月30日は夏越の大祓式です。
六月・十二月の晦日、半年間で知らず知らずの内に犯した罪穢を祓い浄めることによって、災厄を除く古代から続く神事です。
六月の大祓式は特に「夏越(なごし)の祓」とも呼ばれ、茅でつくった茅の輪をくぐり抜け、穢れや災厄を祓います。
大祓式は六月三十日の一日限りでありますが、より多くの方に災いを除き平安な日々を過ごしていただくよう、二十五日から拝殿前に茅の輪を設けてあるそうです


茅の輪くぐり

これから夏に向けて体が疲れるとき
6月10日は国際薬膳食育師の高津もろみ先生監修の
薬膳×櫻家会席料理の会を行います。
梅雨時の薬膳養生生活についての講演会とその後はお食事会です。
ご興味のある方はぜひお早めにご予約くださいませ。残り僅かになりました

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